ポスティング

2009年6月16日、ある美容室のポスティングを手伝ってきました。

約1時間ほどで、200枚配布しました。

ポスティングの経験があれば、1時間200枚の動きは、それほど大変ではないと知っておられるサロンさまは多いのではないでしょうか。

新規のお客様を獲得する場合、口コミ、看板の新装、ホームページの立ち上げ・充実などがあげられますが、直接的・能動的に行えるのは、ポスティングとハンティング以外ありません。

新規顧客の来店理由は、「通りがかり」や「知人・友人の紹介」がいつも上位にきますが、「通りがかり」は、立地やファサード(店頭訴求)が大きく影響し、これで、すぐに新規顧客を増加させることは困難です。

また、「知人・友人の紹介」が最も効果的ですが、そもそも、現状の顧客満足の上に立った販売促進方法であり、効果的ではあるが、増加させるには、最もハードルが高い販促方法です。

紹介カードを作成したり、紹介キャンペーンで、「紹介」を側面からフォローすることによって、効果が上がりますが、これは、日頃の努力のたまもので、1日、2日で、どうにかなるものではありません。

そこで、苦労はありますが、確実に新規顧客を増加させる方法として、改めてクローズアップされるのが、ポスティングとハンティングです。

まず、ハンティング(直接的に配る方法)ですが、これは、単純に効果がありますが、スタッフの心身疲労と、ハンティング依存に陥る可能性もあり、常用することに対しては、相当な注意が必要です。

一方、ポスティングは、身体的な疲労はややありますが、少ない枚数で、手分けして行えば、継続的かつエリアを指定して、認知度を向上させることができます。

直接的で、有効な販売促進方法と考えられます。

ポスティングのレスポンス率は0.15~0.25%です。(当方の経験上)

仮に1,000枚配布して、2名の来店なので、それほど配っても、一人しかこないの?と疑問に思われる方も多いです。

しかし、1時間で、200枚は配布可能です。

1週間のうち、土日を除く4日間、確実にこなせば、800枚配布することができます。

1ヶ月で、3,200枚・・・・1年間で、38,400枚です。

仮にレスポンス率0.2%だとすると、77名の来客が見込まれます。

初回来店 77名

2回目来店 30名(40%リピートと仮定)

3回目来店 15名(50%リピートと仮定)

4回目来店 12名(80%リピートと仮定)

うまく1年間まわせば、延べ客数は、134名となります。

134名増加として、客単価が6000円としても、約80万円の売り上げ増加が確実となります。

ポスティングでの来店には、配布するタイミングなどで波がありますが、少なく計算しても、

上記の数字となります。1店舗分の年間水道光熱費ぐらいは、チラシが稼いでくれます。

スタッフの少ないサロンでは、なかなか外に出る時間がないかと考えられますが、

せめて誰かが、1日1時間だけ、週に4日行うだけで、確実に数字が増加します。

新規の出店傾向が止まらず、ますます過当競争になっていく状況で、待っていては、お客様は来てくれません。

現状の「口コミ」ので新規来客数は、予想できます。一方、技術面、サービス面のさらなる、目に見える進化がないと「口コミ」での新規顧客の増加は、期待できません。

既存顧客のリピートは100%ではありません。仮に100%だとしても、来店頻度の低下は現実です。(あるアンケート結果では、年間5.6回から5.4回に低下している。:2007年~2008年)

現在のような大競争時代では、時間的に悠長なことは言ってられないと考えられますので、計画的なポスティングの実行は、不可欠であると考えられます。

「受け入れ態勢が整ってから」という話もよく出ますが、いつ「受け入れ態勢」が整うのでしょうか?

答えは明確です。

「走りながら整える」です。

サロン運営も商売です。

商売とは、常に厳しいものです。

自覚して、できることから行動していただきたいと思います。

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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