ビューティーサロンレスキュー » 美容院コンサル日記

経営者は叱るものも仕事

2012-08-11-土曜日 9:48:27

私のクライアントには従業員を思いっきり叱る経営者と、全く叱らない経営者がいます。どちらも長い間、会社を維持されていますが、発展しているのは、思いっきり叱る経営者の方です。「怒る」と「叱る」は違うのですが、その社長は、どちらかと言えば、「怒る」に近いですが。大体、経営者が叱るのは、自分が大切にしている事を軽く扱われたりしたときに叱りますが、それは、社長の「暗黙知」が顕在化していない職場でよく起こります。だから、暗黙知を何がなんでも、顕在化させるようにルールを定めなければなりません。

いつの時代でも、社長が叱るのは、その暗黙知が社員に理解させず、もどかしくて叱ります。社員はなんで叱られるのか、分からない。特に、モノの見方、捉え方の部分ではもどかしいものです。やらなくてはならないことを、全員が理解するには時間が係り、また、知らない方がいい場合がある。知る作業をすると生産性が下がるときがあるからです。だから分業制がある。一方、まとめる人、部門の長は職責として知って、方向を示す必要があります。
会社で人を育てるということは、個人が修行して高まっていくものではなく、仕組みを作って、仕組みを使いこなせる人を育てることです。従って、業績が上がっている会社で、仕組みが出来上がっていない社長は良く叱りますし、業績が上がってなくて、さらに、システムも出来上がっていない会社は、叱りようがないというか、理念さえ、はっきりしていないので、社員がやめないように、びくびくしながら、指揮をとっている経営者が如何に多いことか。

今、全く叱らない社長の代わりに私が厳しくさせていただいているサロンが有りますが、一人の従業員に、やっと、火が付きました。何が正しいのか、分からない世の中になってしまって揺れ動いている人たちには、そこは、従業員に好かれるために経営をやっている訳ではなく、嫌われても、最終的には従業員のためになるという強い志で、「叱る」をして欲しいと思います。そして、最終的には、叱らなくてもいいように、はやく、正しい、そのサロンの「暗黙知」を顕在化させて、ルールを作ることを勧めます。そのためには、第三者の、私のようなコンサルタントや、優秀なディーラーの担当者の役目は重要だと思います。これらを大いに活用していただきたいと思います。

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

カレンダー

2018年7月
« 8月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031