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美容室経営で必要なこと。2.ヴィジョン

2016-07-29-金曜日 18:56:20

美容室経営で、必要なことの、ヴィジョンについて説明します。

ヴィジョンには、いくつかの要素が含まれています。

まず、先を読む「①見通し」のことで、10年後、たぶん、こうなっているだろうという大局観です。これは、経営者がこうなりたい!という思いの部分ではなく、世間をよく調べて、こうなっているから、こうすべきという感覚のことです。10年前、ここまでスマホが発達し、若いお客様の多くがホットペッパービューティでネット予約をするなど、どれほどの人が予想し、それを早くから対策したでしょうか。また、人口はさらに減少していくことが予想されていく中、どれほどの人が、美容室の件数が24万店舗になると予測できたでしょうか。

マーケティングでは、こういうことをしっかり調べます。手法としてPEST分析などが挙げられます。

今になれば、もちろん分かることですが、じっと自分の周りを冷静に観察し、調べたりして、こうなっているから、自分の店はこういう風になっている必要がある、ということを事前に考えて備えて、長期の目標なり、設備投資を考えるということです。こういう大局観が必要です。

そして、「見通し」を考えながらも、まず、経営者の夢、使命、何をやりたい、を決めて、言葉にして、お客様と従業員に対して宣言するのが、「②経営理念(社是)」ということになります。

自分の夢があっても、10年後、20年後の市場に合わなければ淘汰されてしまうし、市場の状況だけ読んで、その通りにやっても経営者の独自な夢がなければ他と変わらないということになります。

従って、「10年後、20年後の動きを考えながら、自分の夢をかなえる方向を定める」ということがヴィジョンということになります。2つを同時に考えて示すということです。

 

そして、自分の夢を言葉に表したのが、経営理念ということになりますが、この、「自分の夢」も、世間に受け入れられるものにしなければなりません。自分の夢がもし世界の大泥棒になる、だとしたら、誰が応援してくれるでしょうか。

ですので、夢には、「正しい夢」の見方、というものがあります。

 

正しい夢の元になるのが、「正しい考え方」という風になります。

この正しい考え方は、次の3つで出来上がっています。

1 素直な心、感謝の心

2 プラス思考

3 損得抜きで善悪で判断する

という考え方です。

この3つが自分の考え方の中にしっかりあって、それが言葉として、経営理念ににじみ出る、というのが理想的なあり方です。

人が主体であり、商品があまり介在しないサービス業、特に、美容室の業界では、この考え方の影響力は大きく、長く繁栄するお店と、一時的には良い時もあるが永く続きづらいお店の違いになります。

明日、この3つの説明を、具体的な例を説明しながら、案内していきたいと思います。

今日は、ヴィジョンの中身を大枠に捉えてみました。

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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