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美容室経営で必要なこと。3.正しい考え方

2016-07-31-日曜日 8:32:34

前回は、ヴィジョンの話をしました。ヴィジョンの中には経営理念が入っているのですが、その経営理念のもとの考え方が間違っていれば、全部、間違ってきます。

経営理念を考える時に、まず、自分自身の考えの、当たり前のベースをしっかりしなければなりません。

考え方の3つが、

1 素直な心、感謝の心

2 プラス思考

3 損得抜きで善悪で判断する

と、前回紹介しました。

 

3つとも大事なんですが、一番大事なことは、「素直さ」です。

自分以外のものを足すことが出来ることが自然の流れであり、そうすれば上手くいくことを肌で感じる。さらに、そこまでも意識しないで、ただ、「素直さ」が出ている。

こんな人と一緒にいたいですよね。自分のことを聴いてくれる人の近くにはいたいですね。

こういう後輩がはいってきてほしいですよね。

過去にいろんなことがあっても、つねに「PURE」に戻れる。素直さが最も重要であると分かった上で、いろんなことを考えることが最も重要です。

そして、当たり前で、そんなの分かっていると言われそうですが、感謝のこころを持つ、ということです。

何か、やる前に「有難う」と言ってやると、もし、怒っていてもおさまります。

お客様に感謝、従業員に感謝、仕入先に感謝、銀行に感謝、親に感謝、全てに感謝です。

一番重要なのは、「全てに感謝」です。今日、朝、起こしてもらった目覚まし時計に感謝、こうやってパソコン打ててるパソコンに感謝です。そうすると、ものを大事に扱います。さらに、これを創った人に感謝の気持ちが生まれ、その人を生んでくれた親に感謝、お祖母ちゃんに感謝、ずっと上がっていくと、人類の元に感謝、最後には、アメーバにも感謝。すべてにたぶん意味があり、ここにある。つい感謝してしまいますよね。

接客業をしている人は、特に「両親」に感謝は最重要です。

これまでのコンサルの経験上、父親と仲が悪いと会社の上下関係が悪くなります。いくらでも例が挙げられますが、それに気がついた例を案内します。ある時、社長とけんかして辞めた男の子がいたのですが、相談に乗って欲しいということで会いましたら、母親も連れて来ていて、よく聞くと、父親は小さい時に離婚して、父親の愛情をあまり知らないで育っていたようで、その本人の心の中で父との和解が済んでいない状態のようでした。上司や社長に対する反発心の元です。

接客業では、母親と仲良くしてほしいと思います。母親と仲が悪いと、ヨコの関係が悪くなります。これも経験上、見る事ができたのですが、売上の苦戦しているあるサロンのオーナーの相談を受けたのですが、いい技術もっているのに、ジリ貧。その店の従業員もまともなのが入ってこず、入ったと思ったら、どこかのサロンと掛け持ちしていたとか。話の仕方でも分かります。よそでパーマをして失敗した人が帰ってきても、また、失客していまう。「大変だったですね」と言わず、「ほら、よそでするからそうなるんでしょ」的な言い方してしまう。たぶん、従業員に対してもそういう言い方です。

私はその時、「ひょっとしてお母さんと仲が悪いですか?」と聞いたところ、「はい、何で分かるんですか?」「聞いてたら分かりますよ。それ、かつて自分がお母さんから言われていて嫌だったこと、そのまま、周りにやっちゃっていますよ」といいました。私のような第3者から言われると、さすがに「素直」に聞いてくれたようです。

「すぐお母さんと仲直りして下さい。そうしたら、売上上がりますよ。」といってアドバイスしましたが、半年後には、じわっと回復傾向になってきました。

親との会話が、気がつかないうちに、お客様との会話に出てしまう。たぶん、顔にも出るんでしょう。怒っている顔が。

だから、すべてに関して感謝。

どんな出来の悪い父親、母親に対しても、ありがとう、と言える考え方を、ちゃんとリアルに作ってから、経営理念を考える。

ここは非常に重要です。

次回、「プラス思考」と、「損得なしで、善悪で考える」を、実例を踏まえて説明します。

 

 

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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