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美容室経営で大切なこと 7.「本質+α」を知る (最重要)

2016-08-03-水曜日 9:06:20

基本的に、「市場は 創るもの 」 です。 なかなか売上が上がらない時は、新市場を創るしかないのです。その新市場を創るために「戦略」を立て、その戦略にあわせて「組織」を組み上げますが、最初にやらないといけないのは、「次の世代のことを 」を考えるということです。今、旬の世代は、10年後は新しい世代に取って代わられます。だから早めに、10年後の市場を描くために、10年後のことを良く考えるということです。10年後の新しい付加価値って何だろう?と。

こういう事を年がら年中考えていると良い情報が入ってきたり、はっ、と気が付く事が非常に多い。だから、市場はどう変わっているだろうか、を考え続ける。ここからスタートです。

そうすると、「本質+α」のαが見えて来るようになります。自社が取り組むべきプラスアルファとは何だろうかと。

 

流行に左右されない、自社の強みを創るカギは 本質+α 

 

では、「本質+αとは何か」かというと、ここが最も大切なところです。

 

 

コンセプトに基づき、ターゲットが満足する当たり前の品質の商品やサービスに「さらに価値(それ以上は無駄と思われるようなこと、一見、本質とは関係の無いように思えるがターゲットが期待しているもの)」を付け加える。

これです。これをしっかり考え、やり抜きます。

 

ルイヴィトンは、なぜ、ブランドになりえたのだろうか。なぜ、必要以上に丈夫だったのでしょうか。ここです。 縫い目が2本でいいところ、ルイヴィトンは3本縫ったりします。そこまでやらなくても十分なのに。こういうところが、「コンセプトに基づくムダ」です。おわかりになられますでしょうか。また、本質とは一見関係のないモノグラムマーク。何のためについているのでしょうか。お客の虚栄心を満たす、でしょう。バッグが見た目、特徴なければ買うでしょうか。

「本質+α」を行うと、名称、用語、ロゴ、シンボル、デザインや、これらを組み合わせたものでが、目立つようになり、販売しようとする商品やサービスを、競合する商品やサービスから「差別化」しやすくなる。

それらをブランドと呼びます。

 

そして、ブランドを創るためには、長年の親友みたいになる。

長期的にやり続けることで「信用」が生まれる。そのためには「約束」を守り続けること

まず、お客様が、自社の商品や社員に対して、守って欲しい約束を守る。そして、競争相手に比べて、自分たちの約束が守られているかをチェックしにいく。(リサーチ)さらに、関係している人(社員や取引先)が理解していることを確認する。どこかに「無理」が掛かなないようにする。関係者から陰口をたたかれたらアウトです。

結果、長い期間の体験とやりとりに基づいて「期待感」を醸し出すこと

ファンは事前に知らせるとだんだんと理性がきかなくなります。私はスターウォーズが大好きですが、事前に予告編を見ただけで我慢しきれなくなります。

 

こういう、プラスαをつくること。

 

カット、カラー、パーマ、トリートメント、ヘッドスパなどはどこでもやっている「本質」の部分です。昨今、ここでは、独自性がだせなくなってきています。

だから、プラスαの部分を追求することが、コンセプト勝負に勝つ秘訣になります。

 

次回、それらの実例をご案内していきます。

 

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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