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美容室経営で大切なこと 12. 5F分析

2016-08-09-火曜日 8:03:43

会社を経営するときに、最初に、このまま仕事をはじめて大丈夫かなと思っていませんでしたか。私もちょうど16年前、会社を辞めて診断士の仕事、やり始めましたが、今から思うと、診断士なのにもっと調査してから独立したら良かったと思います。診断士という国家資格は持っているんですが、要するにペーパードライバー状態で、一生懸命やればどうにかなる!と思って独立しました。取りあえずは16年間、大変でしたけど何とかなり続けている訳ですが、最初の調査がほとんどやっていないので、いろんなことに時間がかかり過ぎているとよく思います。16年もあったのにこんなもんか、と思います。皆さんにご案内するように最初にちゃんと4つの分析、「PEST分析、5F分析、3C分析、SWOT分析」をやってから取り組むべきと思います。時間がかかり過ぎます。

それまでの経験は全く無駄になってなくて、人生そのままの経験がコンサルで活かされているのですが、金銭的にもビジネス的にも、もっと「ニッチ」で「成長性」のある市場のコンサル分野をキズければ築ければとも思ったりしています。

縁あって、美容室のコンサルや、製造業のコンサルをやっておりますが、お客様が大変なので、そんなに多くのコンサル料を頂く気持ちになれない。決算書みれば、これ、頂きづらいとなるのです。それを儲かるようなるまで、お店のみんなと頑張っているのですが、1軒1軒なんで時間がかかるんです。時間がかかるとどうなるかというと、他のコンサルには、畑中1軒1軒丁寧にやり過ぎ、入り込み過ぎとよく言われ、いや、良くなるためには入らざるを得ない、最終的には人間関係のちょうつがい役みたいなことになります。これはこれで仕事なのですが、それよりも戦略的に自分自身のマーケティングをしっかりやらなければと思います。それには「ニッチ」で「成長性」のある仕事に取り掛からなければならないのです。これを見つけ出す方法を伝えたい。一緒になって、これだと見つけたら何が何でもやり抜くといったスピード感が必要です。その、これだを見つけるのが、いろんな市場調査だと思います。

5F分析とは、業界内の競争に影響を与える要因を5つに分類し、それぞれの力の強さや関係性を分析することで、業界構造の特徴を明かにするものです。

【5Forces】

  1. 既存競合者同士の敵対関係
  2. 新規参入の脅威
  3. 代替製品・代替サービスの脅威
  4. 買い手の交渉力
  5. 供給者の支配

 

例えば、美容室業界でこれを当てはめると、

1.既存競合者同士の敵対関係

・業界飽和・過当競争

・生き残りをかけた戦い

2.新規参入の脅威

・30歳代の強い独立願望

・他業界の資本、カット専門店、カラー専門店、面貸し店の増加

・外国人向けに取り組んでいるサロンが出始めている

3.代替製品・代替サービスの脅威

・ドラッグストアでの美容商材販売

・インターネットでの美容商材販売

・簡単なホームカラー

4.買い手の交渉力

・消費者の可処分所得減少

・不景気で節約志向

・本当に必要なものを吟味

・外国人観光客は増えている。爆買いは沈静化したが2000万人/年の勢い(人口の1/6)

5.供給者の支配

メーカー

・早い新商品開発スピード

・多様なメーカーがある

ディーラー

・安いがものを運ぶだけのところもある

・やや高いがサロンサポートもしっかり

ネイリスト協会等

・ネイルはお土産になる

 

などの要素をあげて、何が「ニッチ」「成長性」に当たるかをしっかり考える。

「好きで成長性」があることをやりましょう!

 

次回、この流れで、商品のライフサイクルについて案内します。

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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