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美容室経営で大切なこと 14.競合店調査を行ってリアリティを感じる

2016-08-10-水曜日 9:57:37

マーケティングリサーチにおいて、3C分析の重要性を案内しましたが、中でも競合店の調査は、「リアリティ」を出し、その後のSWOT分析を行う上での重要な調査となります。ですので、競合店調査は必ず自分たちで3店舗以上は調査し、モノを買い、サービスを受けるようにしましょう。調べる項目は以下のようなものです。そうすると、あれもお話ししたい、これもお話ししたいとなり、自分たちの特徴を見つける話し合いの時に、活き活きとした、いい意見、比較した現実を共有できるようになり、腹に落ちます。

調べる内容は以下のような感じです。

・ターゲット

・立地、入客状況、スタッフの数

・品揃え(主力サービス・商品)

・主要価格帯

・モノ、メニュー、サービスの特徴

・実施している販売促進の特徴

・その他の良い点・悪い点(チェック表)

 

7)チェックリストを作ってもれなく調査してみる

 

その他の良い点・悪い点を明確にするために、チェック表を作成し、3店舗と自店の比較を行いやすくする方法があります。例えば、美容室の競合店の調査票なら以下のようになります。これを参考にして、自分の業界でもチェックリストを作成し、調査してみましょう。

 

(美容室業界の競合店調査票の内容)

方針

1.どういう店舗コンセプトか、お客様に伝わりやすい。

2.店舗設備や機械が新しい。

商品

3.「これ!」といえる得意なメニューがある。

4.メニューは見やすく、価格も明確に示してある。

5.悩みなどのカウンセリングをしっかりしてくれた。提案もしてくれた。

6.何か「こだわり」の技術がある。(技術や薬剤の説明があったなど)

7.基本的に「技術」はうまい方だと思う。

8.サービス内容に対して割安感があった。

運営

9.待ちのお客様に対するサービスが行き届いている(飲み物、ビデオ等)。

10.客層にあったBGMが効果的に流れている。

11.スタッフの服装がカジュアル過ぎない。

12.お客様が気に入るまで、きちっとやり直しをしてくれる

13.歩く姿勢がきちんとしている。

サービス

14.全スタッフが、お客様へ注意が働いているように思えた。

15.初めてのお客様でも、きちっと名前を覚えている。

16.顧客を長時間待たせることはない。

17.受付の瞬間から最後まで、笑顔で、元気な声できちっと応対している。

18.会話ははずんだ方だった。

19.精算時、帰る時の対応がスムーズである。

20.喫煙、禁煙の気を使っている。

販売促進

21.物販に一生懸命である。

22.販促や季節性のあるイベントを行っている。

23.特典付きのメンバーズカードを発行している。

整理整頓

24.玄関、いす、床、天井、壁面、ミラー等は清潔である。

25.レジの汚れはなく、その周りは整理整頓されている。

26.汚れた道具などを使用していない。

27.雑誌などはきれいに整理されている。

28.トイレがキレイ。(紙などはなくなっていない、ごみ箱がキレイなど)

 

以上の項目を、競合店から出たら、忘れないうちにさっと、3段階評価で、1点・2点・3点と付けて、評価しましょう。これを自分たちのお店はどういう方向に向かっていくのかを決める材料にして下さい。

なんでもいいので、比較できる表を作ってみる。こういうことをマーケティングでは、ポジショニングマップと言いますが、マップはつくらなくても違いが分かるようにしましょう。

 

また、戻りますが、競合店には実際に入ってみて、他の方が行う施術を味わって下さい。顔が割れている場合はなかなか行きにくいかもですが、それでも行ってみて、お客様に対して、頑張っているところ、されて良かったなというどころを、される側、お客様目線で知って下さい。何が気持ちいいのかを感じて頂ければと思います。

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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