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美容室経営で大切なこと 21.人づくりの基本的な考え方について

2016-08-20-土曜日 23:49:32

美容室の経営では、人づくりが最も大切になります。人が成長するということは、技術力があがる、サービス力があがる、そして、人間性がアップし、ファンがつくということですが、結果的に売上が上がり、サロン全体でいうと、「生産性が上がる」ということです。

「生産性」は美容師さんにとって、おそらく最も関心の深い指標でしょう。生産性の指標は何種類かがありますが、どの指標も、インプット(input:かけたもの)と対比したアウトプット(output:成果)の割合を見ます。どういう事かというと、例えば、2名で売上を100万円作る場合、2名がインプットで、100万円がアウトプットです。30日で100万円の売上を作るならば、30日がインプットで、100万円がアウトプットです。

 

生産性 = アウトプット ÷ インプット

 

生産性は、効率性と似ていますが、効率性は「モノに無駄はないか」を見るに適していて、生産性は主に「ヒトは成長しているか」いう事を考える時に適しています

 

美容室の業界で最もポピュラーな指標が「従業員一人当り売上高」です。美容室業界の従業員一人当りの売上高の全国平均は約50万円です。これは売上100万円/月の場合、スタイリスト1名、アシスタント1名というケースが多いということです。全国のスタイリストの主担当売上の平均が約100万円ですので理に適っています。

もしも、アシスタントがいなくなっても、一生懸命に動いて、さらに店販品などを売って、売上高が100万円維持できるならその方がいいですが、現実的には一人では、多くのお客様をお相手できないため70万円~80万円までになってしまうことがほとんどです。お給料が18万円のアシスタントがいなくなって30万円も売上を落としてしまえば、その差の利益が減少してしまい、他の固定費が払えなくなってしまいます。

 

あなたのお店の数字を入れましょう。(人は成長しているか!)

 

1人あたり売上高 =    月間売上高(      )

従業員数(      )

 

<社会保険加入の目安>

よく社会保険に加入するには従業員一人当り売上高が60万円~65万円は必要と言われています。なぜかと言うと、社会保険料はお給料の約28%を労使で折半して費用を賄いますので、お給料の約14%を別の人件費(法定福利費)として支払う必要があるからです。

もし、全員のお給料合計の比率が売上高に対して40%であった場合は、40%×1.14=45.6%となり、社会保険料は、売上高に対して5.6%のコストとなります。だから、単純に社会保険に加入するには、一人当り売上高を50.4万円×1.056で、53.2万円にしなくてはなりません。さらに、ここには材料費の増加分と給与の増加分は含まれていなので、実際には一人当り売上高を、せめて黒字サロン平均の57万円近くまでもってこないと、お金が足りなくなるので、60万円は最低、クリアしなければなりません。

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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