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仕事観 道徳観について

2017-07-11-火曜日 9:12:01

最近、仕事上でよくあるのが、若い人たちの社会人としての意識の低さが話題に上ります。社会に出て仕事をするということは、「社会に影響を与える」ことなのですが、それがいい影響なのか、よくない影響なのか。それぞれの人たちは、社会に出たらお金をもらえると思っているようですが、時間を切り売りして、その対価をもらうアルバイトと、きちっと正社員雇われる人では、根本的に違うことを意識してもらわないと良くない影響を会社に与えてしまう可能性が出てくることを、よく理解しなければならないと思います。

朝、出社しても、きちっと目を見て挨拶しない人も増えてきている感じで、まず、そこがスタートでしょ、と言いたくなります。学生でも、遅刻してきたのに偉そうなのがいますが、そのあたり、小学校、中学校、高校で的確に指導していなかったのかと、諦めてしまったのかと思わざるを得ない学生もいます。

しかし、学校を卒業して、企業に入社するとき、きちっと勉強しておいてもらわないと困ります。学校では、卒業の前に、それを教えないといけないと思っています。学校と会社には、今、かなりのギャップがあると思います。学校は、生徒が少なくなってきているので、生徒に人気のあるイベントが多くなっている、キラキラしているものをインプットし過ぎのような感じはします。実際の仕事の厳しい部分は多少後回しにして人を集めますが、キラキラはあまり、会社に入った時にすぐに役に立たなかったりする。このギャップが現実にあるので、生徒側も、会社側も理解しなければならないと思っています。

いずれにしても、学校に入ってからの教育がさらに重要になってきているので、「仕事観」と「道徳観」をしっかり浸透させないといけないです。

何のために仕事をしますかと問うと、半分以上、多くの人たちが、お金のため、と即答します。あと、少し出てくるのが、自分が成長してやりたいことができるようになるためと答える人です。

生活のためにはお金は絶対に必要で、これがないと絵空事になります。また、成長してやりたいことができるようになるのも必要です。しかし、ここに、周りのためになる、社会にいい影響を与えるという部分がなければ、どちらも手に入らないことを理解して欲しいと思っています。

当方は、いろんな場面で、「マズローの欲求5段階説」で説明することが多いのですが、「仕事」もこれで説明できます。マズローの下2つの欲求は、なんか食べたいとか、寝たいという「生理的欲求」と安全な家に住み、体を守るための洋服を着たいという「安全欲求」で、この2つで衣食住が満たされるのですが、この部分は、大体、お金があれば解決します。一方、上の2つ、自己実現欲求と尊敬欲求は、お金で買うことができない。自分のわがままを通しては尊敬してもらえないし、自分の価値観と強みで仕事ができても、そこの社会の役に立つという部分がなければ、ただの自分勝手に終わります。その両方の間に、「社会的欲求」があって、これをお互いに満たし合ってこそ、お金と自己実現ができるということを早くから教えることが必要だと思います。

昔ならば、そんなことを言わなくても、論語を読まされたり、身近な厳しい人に言って聞かせられて、身についてきたのかと思いますが、今、学校などで、どれほど丁寧にそこを教えているのか、分からないほどに、マイペースな若い人が多いような気がします。気のせいでしょうか?

ちょっと厳しくすると、同期で二人ですぐに辞めてしまう。厳しくするのは、社会で生きていくうえで必要なこと。これが、まだできないうちに辞めて、次のところに行ってしまう。もちろん、相性もありますが、どこにいっても、厳しい人のことを聞いて、そこを修正していく過程を経ないと、どこにいってもつらい、マイナスで思ってしまうだけになります。道徳観や仕事観は、人と人の間の善悪を自分できちっと判断できる規範を勉強する事を知り、また、自分だけのことを考えて楽な方に流れないようにしないと身につかないと思います。これをいつも先輩が丁寧に教えないといけない時代になっているかと思います。

今、有効求人倍率が1.43倍になりました。辞めてもすぐに就職できそう、何か、いい会社に出会えるかも。この、甘いループにいることを先輩が教えてあげないといけないと思っています。

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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