動物かんきょう会議
日本がCO2削減のリーダーシップをとるということで、麻生首相は、2005年比、15%削減を掲げました。無理という声と、地球の生態系を維持するには、それでもまだ少ないという声が混じり合っています。
2012年までの目標達成も危うい中、どのようにして達成させていくのか。まじめに私たちも協力しなくてはならないと感じます。
先日、ある美容室のオーナー、スタッフたちと、映画「アース」を見ました。2007年に封切したとき、子供と一緒に映画館で観ましたが、その時と今とでは、さらに切迫感が違ってきていると感じました。
注目していないと、全く感じることができない環境問題ですが、すぐそこまで、来ていることは事実のようです。一方、ここ数年の夏の暑さや、紫外線の強さは、実感できます。肌の弱い私にとっては、特に今年の紫外線が強く感じ、日曜日に子供と一日、外で遊んだだけで、顔がひりひりし、赤い斑点がたくさん出るようになりました。嫁さんから、いい化粧水と乳液を買ってきてもらいました。
クライアントであるサーファーの美容師さんの話では、10年ぶりくらいに、昔よく行った海岸に出かけてみたっら、遠浅だった砂浜が、ほとんどなくなっていて、海の家が建てられないようになっていて、びっくりしたという話も聞かされました。
少しでも、節電、無駄なトライブをしないなど、CO2がでない生活に切り替えないといけないと感じます。
知人のデザイナーのイアンさんは、11年前から、環境保護を訴えています。人間が言ってもあまり効き目がないので、動物たちが環境について語る「動物かんきょう会議」という企画を継続されており、絵本とWebサイトで、啓蒙されています。絵本は、日本、韓国、台湾で発売されており、韓国では、2万部以上も発行したそうです。
Web: http://zomama.jp/top
その中から、さらに「命の大切さ」や「義理人情」をテーマにした、キャラクターも生まれました。
「クロッチ」という野良猫キャラですが、いい味を出しており、東京・目白エリアでは少し有名になってきているようです。
Web: http://krocchi.jp/
ある美容室さんは、イアンさんとコラボで、クーポン付の「クロッチカレンダー」を製作。自店舗創立記念として、お客様に配布したところ、反響を呼んでいるようです。
カレンダーは、毎日お客様の目に触れます。そこに、いつもクロッチと、その美容室がいます。
命の大切さ、環境の大切さとともに、美容室のことも思いだしてもらえる、いいツールだと思います。
国家間の利害がからんで、裏ではややこしい問題もあるようですが、そんなことどうであれ、省エネ、公害の防止は、やらないといけないことだと思います。
CO2削減15%は大きな目標ですが、やらなくてはならない課題であると思います。
美容界全体で、盛り上がることができれば、こんな素晴らしいことはないと思います。
ビューティーサロンレスキュー » 美容院コンサル日記店販品をたくさん売るには
昨日、私の大切なお客様から携帯に「コンテストで優勝しました」とメールがありました。電車の中で見た私は思わず、声を上げてしまいました。本当におめでとう。この方は非常に練習熱心で、コンテストには自主的に良く出るのですが、準優勝が多く、なかなか優勝出来ませんでした。今回で、また一段階、登ったのではと思います。
また、別のサロンでは、あるミーティングがあり、私が司会をし、ナレッジマネジメント(先輩のよいところを引き出す)を行いました。いろいろよい事が出てきましたが、印象に残っているのは、カウンセリング時、最初に頭に想像しながら、聞き上手に回って、提案するときはテクニックと材料をしっかり説明し、施術すると、最後に小売りにつながりやすいということを複数の先輩がそう挙げてくれたことでした。
一方、上の優勝者も店販をすごくよく売ります。上の方のやり方は、最後、お客さんに仕上げしてもらうのですが、やり方がまずいとき、「こうして、こう」みたいに、アシスタントに仕込むように、お客さんに教えるそうです。
店販の要は、「信頼とロジカルさ」です。
上記の場合、優勝しているという信頼と、教えるときのロジカルさで、お客様は、すごく納得していると思います。また、カウンセリングのとき、ロジカルに説明されているので、それが、脳のポケットになり、実際、施術されると、なるほど、と、脳のポケットにその商品のことがすっぽり入る。
一般の小売店では、陳列しているだけ(実はロジックありますが)で、勝手にお客様の方から、レジに来てもらえますが、サロンはそうはいきません。
自分の売上げを構成する要素として、読みやすい数字である、店販をもっと確実に取るようにして、厳しい競争に打ち勝って頂きたいと思います。
ビューティーサロンレスキュー » 美容院コンサル日記凄いシャツ
すごいシャツ、出会いました。
生地がトレンドのマドラスチェック。紺の部分の糸が、何とインディゴ染めです。
前身頃が、細かいピンタックになっています。え、チェックにピンタック!
襟が、2種類あり、ボタンで取り外し。白と紺のクレリックです。
最後、どうしても欲しくなったポイントは、白のクレリックの裏が、花柄のリバティプリント。
参りました。
ここまで、手の込んだ加工をして、23,000円です。
コムデギャルソンなんかがやると、恐らく8万円くらい付けるでしょう。
代官山の「おくら」で出会いました。
サロンでも、ここまで施術やサービスを、センスを持って行うと、
価格競争から回避出来るでしょう。
みなさん、トンガリましょう。
ビューティーサロンレスキュー » 美容院コンサル日記シンクロニシティ
昨日、近隣に住んでいらっしゃるクライアントに、道でばったり出会いました。その会社は、ワイヤーのベルトコンベアを作っておられる企業で、たくさんの特許をお持ちの優良企業です。
しかし、さすがに100年に1度の不況には、少々苦労しておられ、久し振りに、種々の案内をさせていただくべく、提案書を提出し始めました。
毎回そうなのですが、面白いことに、ここの社長に提案書を提出したり、お電話かけたり、メールを送ったりすると、必ず、道でばったり出会います。その他のときは全く出会わないのに。不思議で仕方無いです。それで、細かなことが聞けて、仕事がスムーズにいくことが非常に多いです。
お客様との出会いで、他にも、このようなことが非常に多いです。あるコールセンターを運営しているお客様(前、務めていた会社の後輩)の仕事を考えながら、いつもと違う道を歩くと、その後輩が前から歩いてきて、ばったり出会った。その後輩もたまたま、直前まで会っていた人の名前が私と同じ「畑中」だった。その後、後輩の会社と仕事をする機会を得ました。
他にも、いろいろありますが、いわゆる「シンクロニシティ」が起こっているようです。
シンクロニシティとは、ユングが提唱した、意味のある偶然の一致のことで、日本語では、「共時性」と訳されているようです。
「引きつけ」が強いこと、あると思います。同じことを考えている人は、自然に集まる。
お店とお客様も同じです。担当とお客様も同じです。
自分が、何かを「発信」していれば、必ず、同じようなタイプのお客様が集まります。
但し、「自分が発信」していたらです。自分が発信しなければ、集まってきません。
「ベルの定理」ってご存知ですか。
何かが動いたら、必ず、何かも動いてる~。そんな風な原則のようです。
(専門分野出身の診断士の後輩(京都大学卒)に、詳しく聞きましたが、よけいにわからなくなりましたが)
ようは、全てつながっている~。
だから、自分がかなえたいことがあったら、まず、「自分が現実的に動く」。
これです。
ここ最近は、景気が低迷し、閉塞感がありますが、そういう時こそ、自分が動く。
「風がこないときは、自分が走ろう」です。
自分にも言い聞かせているフレーズです。
ビューティーサロンレスキュー » 美容院コンサル日記座禅
久しぶりに、本日早朝、座禅を組みに日暮里まで行きました。谷中にある全生庵というところです。昨年6月に行って以来、1年ぶりになってしまいました。この1年を振り返ると、マクロ経済的にはリーマンショックでの景気の落ち込み、個人的には、西東京の某市の中心市街地活性化の合意形成のお手伝いと某大手通信業者の新規コールセンター立ち上げの業務分析で、てんてこ舞いとなり、激動の1年でした。そのため、定期的に行っていた全生庵への足が遠のいてしまいました。
久しぶりに行きましたが、去年のまま、何も変わりなく、時間だけが流れている空間でした。
ほんの1時間ほどの間ですが、座っておりました。ただ座っているだけでと考えていましたが、いつも同様、いろんなことが心に浮かんで。
腹式呼吸で、1つ、2つ、3つと数えている間にも、雑念が湧き、4つめが毎回消えていく。
コンサルタントという立場から、まず当方の精神を鍛える為に行き始めておりますが、クライアントの皆さんに自信を持って、禅の良さを伝えるには、まだまだです。
全生庵は、明治16年、山岡鉄舟先生が建立された臨済禅のお寺です。在家にオープンなお寺だと知り、行き始めています。
本来の臨済宗は、開祖の臨済が、その師である黄檗から、「直接的な指導」を受け、法嗣(師から弟子への直接的経験・・・「喝~」)を重んじると聞いていたので、最初は戦々恐々でしたが、私の様な不徳者には、そこまで求めてこなく、ただただ座っている事が出来るので、行きやすいお寺です。(いつかは、そのような直接的な指導を受けてみたいですが)
7時に終え、日暮里から電車にのり、朝の仕事地に向かいました。その電車の中は、心なしか、苦しんでいる人ばかりが、電車に乗っているような気がしました。数分後には、私も完全に「苦悩」する一人になっておりましたが、気持ちの切り替えには、やはり最高の場所であることを、再認識いたしました。
東邦大学の有田秀穂先生の著書を通じて、まじめに腹式呼吸をしているだけで、セロトニン神経(平常心の元のような神経)が分泌されることを知り、それが楽しみで行っているような感じですが、不徳者の私でも、座禅のあとは、部活を終えたあとのような爽快感を感じることができます。
景気はそこを打ったという発表がされておりますが、景気の動向に左右されず、しっかりとした経営基盤を確立できるように、これからも企業の役に立っていこうと認識を新たにした朝でした。