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美容室経営で必要なこと 4.損得抜きで善悪で判断する

2016-07-31-日曜日 11:09:41

前回までに、経営理念のもとになる、正しい考え方をご案内しております。

考え方の3つが、

1 素直な心、感謝の心

2 プラス思考

3 損得抜きで善悪で判断する

今日は、「プラス思考」と「損得抜きで善悪で判断する」を案内します。

 

なかなかうまく行かない時や叱られた時などは、だいたい凹みます。

私もうまく行かない時は凹みますが、ここでよく考えてみると、なんで上手く行かなかったか。

実力がない、知識がない、やり方が分からないなど、いろんなことが原因で上手く行かないのですが、だいたいの場合は、上手く行かなくなればなるほど、自分のことしか見えなくなっていて、被害者意識が強い場合は、人のせいにしてしまったりします。社長のせいにしたり、先輩、同僚、後輩のせいにしたり、旦那のせいにしたり、嫁のせいにしたり、子供のせいにしたり。

でも、最終的に行動してしまっているのは自分なんです。

「上手く行かないときは、自分のことしか考えていないとき。」

真面目な人は、自分のせいを強く持ち過ぎてしまって、自分を否定的に考えてしまう事も良くありで。私も中小企業診断士を3年連続で落ちた時は、それは自暴自棄で、何やっても上手く行かず、本業の営業でも結果が出ず、後輩にぬかれ、自分勝手に、俺はダメだ、後輩にバカにされているのではとか、勝手な妄想に取りつかれて、主治医に相談して心理カウンセラーに通ったこともあります。完全にマイナス思考に陥っていました。

今から考えると、よくそんなに妄想していたなと思いますが、今、起こっている結果は、全て過去に自分が行動した結果なので、マイナスの気持ちでいたら、結果もマイナスになるというのが普通に分かるようになります。

プラスからはプラス、マイナスからはマイナスが生まれると思います。

もし、今、問題が起こっていたら、それは自分が「無意識」で、問題の種を蒔いていたんだから、それに気がつける最高のチャンスなんですね。きっと。意味があるんですね。

無意識はなかなか意識できませんので、これ、なんだろう?と思って、現実は、明るい気持ちでも暗い気持ちでも変わらないから、明るい気持ちでいた方が、将来、明るくなると信じていた方が、断然、気持ちが楽ですし、相手に伝わる印象も変わります。

私の場合は、開き直って、それまで勉強のために取っておいた時間を、周りのみんなとのつながりに、少し分けました。行かなかったゴルフにも行くようにしたり、飲みにも行くようにしたり。最初は全く笑えませんでしたが、徐々に復活し、そのうちにいい指導員にも出合え、4回目にして、診断士の試験を合格することが出来たり。いい出会いもありました。何でもプラスに捉えればたぶん、見る目が変わるんでしょう。

因果の法則はきついという人がいますが、気持の中で、心の奥底のまた奥底にプラスがあるということは非常に重要かと感じております。プラスの結果に結びつきやすいという事だと思います。

もしそこに、両親との確執があって、奥底がマイナスなら、表面上だけでも、どれだけ出来の悪い両親でも、率先して、自分が感謝する方に回り、自分に折り合いつけることが大切なのかなと思います。

悪い時ほどチャンス。すべてプラス思考で行動し、これから起こることの精算をして、プラスの貯金を増やすことの考えが伝わる経営理念にしていく必要があると思います。

 

「損得抜きで善悪で判断する」は、これもエピソードを上げればたくさんあります。

京セラの稲盛和夫さんのいう「人として正しいかどうか」「私心なかりしか」という内容にほぼ一致する事柄で、二宮金次郎の「たらい理論」と同じです。「損して得取れ」も少し似ている部分あります。

どうしても自分中心で考えがちで、あいつのいう事を聞いたら、あいつばっかり得をするとか、人間関係を考えないで、こうやった方が絶対儲かる、とか考えてやってしまうと、その時は得をしたり、儲かったりするんですが、最終的にそれが原因になって、苦しみ続けたり損したりしているケースがほとんどです。見事に。

商売では、筋を通すこと重要なので、筋を通しておかなければ絶対に上手くいきません。それに気がつかないでやってしまって、上手く行かなくなった場合は、「筋」を理解するチャンスです。

分かりやすい話は、Aさん経由でBさんの仕事をしていて、直接Bさんからやらないかと連絡が来たら、絶対Aさんに筋を通さなければならないの中学生でも分かるのですが、なぜか、お金に詰まってくると、大人でも、この筋を通す場面、忘れてしまいます。これが悪です。

私の場合もたくさん、善悪で判断して良かったケースがあります。

ある時は、ラジオの生放送で経営の話を毎週する美味しい話がきました。お、有名になれると思い、引き受けたのですが、その生放送の時間に、独立したころから世話いなっているルーティンの仕事が入っていて、どうしても動かせない。かなり、どうしようと思ったあと、はやり人として善悪を考えた場合、せこいことをしないで、これまでの取引に感謝し直して、ルーティンの仕事を取りました。ラジオの仕事はお断りしました。先方はびっくりしていました。そして、迷惑をかけてはいけないと思い、私の知っている優秀な同業者を紹介しました。そうすると、彼は、それをきっかけに仕事を広げていきます。広げる器があったということかと思います。これで終わると只の人がいい話で終わるのですが、人間には、「返報性の法則」というのがあるようで、今度は、そのコンサルから、当方に仕事が入るようになりました。それを続けて行くことで、いろんな人に会う事が出来たり、私も紹介して差し上げることなども増えて、みんながハッピーとなっています。誰も損していない。

こういった話は、皆さん方にもあるはずで、それを強く意識して、善悪で考えることを、経営理念の片隅にでも入れる。

こういった勉強は、リーダーが「素直」にして、行動に移していく癖をつけて行くためにも、正しい考えが入った経営理念の作成は、非常に重要なのかなと考えてります。

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美容室経営で必要なこと。3.正しい考え方

2016-07-31-日曜日 8:32:34

前回は、ヴィジョンの話をしました。ヴィジョンの中には経営理念が入っているのですが、その経営理念のもとの考え方が間違っていれば、全部、間違ってきます。

経営理念を考える時に、まず、自分自身の考えの、当たり前のベースをしっかりしなければなりません。

考え方の3つが、

1 素直な心、感謝の心

2 プラス思考

3 損得抜きで善悪で判断する

と、前回紹介しました。

 

3つとも大事なんですが、一番大事なことは、「素直さ」です。

自分以外のものを足すことが出来ることが自然の流れであり、そうすれば上手くいくことを肌で感じる。さらに、そこまでも意識しないで、ただ、「素直さ」が出ている。

こんな人と一緒にいたいですよね。自分のことを聴いてくれる人の近くにはいたいですね。

こういう後輩がはいってきてほしいですよね。

過去にいろんなことがあっても、つねに「PURE」に戻れる。素直さが最も重要であると分かった上で、いろんなことを考えることが最も重要です。

そして、当たり前で、そんなの分かっていると言われそうですが、感謝のこころを持つ、ということです。

何か、やる前に「有難う」と言ってやると、もし、怒っていてもおさまります。

お客様に感謝、従業員に感謝、仕入先に感謝、銀行に感謝、親に感謝、全てに感謝です。

一番重要なのは、「全てに感謝」です。今日、朝、起こしてもらった目覚まし時計に感謝、こうやってパソコン打ててるパソコンに感謝です。そうすると、ものを大事に扱います。さらに、これを創った人に感謝の気持ちが生まれ、その人を生んでくれた親に感謝、お祖母ちゃんに感謝、ずっと上がっていくと、人類の元に感謝、最後には、アメーバにも感謝。すべてにたぶん意味があり、ここにある。つい感謝してしまいますよね。

接客業をしている人は、特に「両親」に感謝は最重要です。

これまでのコンサルの経験上、父親と仲が悪いと会社の上下関係が悪くなります。いくらでも例が挙げられますが、それに気がついた例を案内します。ある時、社長とけんかして辞めた男の子がいたのですが、相談に乗って欲しいということで会いましたら、母親も連れて来ていて、よく聞くと、父親は小さい時に離婚して、父親の愛情をあまり知らないで育っていたようで、その本人の心の中で父との和解が済んでいない状態のようでした。上司や社長に対する反発心の元です。

接客業では、母親と仲良くしてほしいと思います。母親と仲が悪いと、ヨコの関係が悪くなります。これも経験上、見る事ができたのですが、売上の苦戦しているあるサロンのオーナーの相談を受けたのですが、いい技術もっているのに、ジリ貧。その店の従業員もまともなのが入ってこず、入ったと思ったら、どこかのサロンと掛け持ちしていたとか。話の仕方でも分かります。よそでパーマをして失敗した人が帰ってきても、また、失客していまう。「大変だったですね」と言わず、「ほら、よそでするからそうなるんでしょ」的な言い方してしまう。たぶん、従業員に対してもそういう言い方です。

私はその時、「ひょっとしてお母さんと仲が悪いですか?」と聞いたところ、「はい、何で分かるんですか?」「聞いてたら分かりますよ。それ、かつて自分がお母さんから言われていて嫌だったこと、そのまま、周りにやっちゃっていますよ」といいました。私のような第3者から言われると、さすがに「素直」に聞いてくれたようです。

「すぐお母さんと仲直りして下さい。そうしたら、売上上がりますよ。」といってアドバイスしましたが、半年後には、じわっと回復傾向になってきました。

親との会話が、気がつかないうちに、お客様との会話に出てしまう。たぶん、顔にも出るんでしょう。怒っている顔が。

だから、すべてに関して感謝。

どんな出来の悪い父親、母親に対しても、ありがとう、と言える考え方を、ちゃんとリアルに作ってから、経営理念を考える。

ここは非常に重要です。

次回、「プラス思考」と、「損得なしで、善悪で考える」を、実例を踏まえて説明します。

 

 

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美容室経営で必要なこと。2.ヴィジョン

2016-07-29-金曜日 18:56:20

美容室経営で、必要なことの、ヴィジョンについて説明します。

ヴィジョンには、いくつかの要素が含まれています。

まず、先を読む「①見通し」のことで、10年後、たぶん、こうなっているだろうという大局観です。これは、経営者がこうなりたい!という思いの部分ではなく、世間をよく調べて、こうなっているから、こうすべきという感覚のことです。10年前、ここまでスマホが発達し、若いお客様の多くがホットペッパービューティでネット予約をするなど、どれほどの人が予想し、それを早くから対策したでしょうか。また、人口はさらに減少していくことが予想されていく中、どれほどの人が、美容室の件数が24万店舗になると予測できたでしょうか。

マーケティングでは、こういうことをしっかり調べます。手法としてPEST分析などが挙げられます。

今になれば、もちろん分かることですが、じっと自分の周りを冷静に観察し、調べたりして、こうなっているから、自分の店はこういう風になっている必要がある、ということを事前に考えて備えて、長期の目標なり、設備投資を考えるということです。こういう大局観が必要です。

そして、「見通し」を考えながらも、まず、経営者の夢、使命、何をやりたい、を決めて、言葉にして、お客様と従業員に対して宣言するのが、「②経営理念(社是)」ということになります。

自分の夢があっても、10年後、20年後の市場に合わなければ淘汰されてしまうし、市場の状況だけ読んで、その通りにやっても経営者の独自な夢がなければ他と変わらないということになります。

従って、「10年後、20年後の動きを考えながら、自分の夢をかなえる方向を定める」ということがヴィジョンということになります。2つを同時に考えて示すということです。

 

そして、自分の夢を言葉に表したのが、経営理念ということになりますが、この、「自分の夢」も、世間に受け入れられるものにしなければなりません。自分の夢がもし世界の大泥棒になる、だとしたら、誰が応援してくれるでしょうか。

ですので、夢には、「正しい夢」の見方、というものがあります。

 

正しい夢の元になるのが、「正しい考え方」という風になります。

この正しい考え方は、次の3つで出来上がっています。

1 素直な心、感謝の心

2 プラス思考

3 損得抜きで善悪で判断する

という考え方です。

この3つが自分の考え方の中にしっかりあって、それが言葉として、経営理念ににじみ出る、というのが理想的なあり方です。

人が主体であり、商品があまり介在しないサービス業、特に、美容室の業界では、この考え方の影響力は大きく、長く繁栄するお店と、一時的には良い時もあるが永く続きづらいお店の違いになります。

明日、この3つの説明を、具体的な例を説明しながら、案内していきたいと思います。

今日は、ヴィジョンの中身を大枠に捉えてみました。

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美容室経営で必要なこと。1.VSOP

2016-07-29-金曜日 0:25:52

美容室の経営で必要なことは、他の業種でも言える事ですが、「VSOP」を一つひとつ押さえていく事です。経営で困ったとき、VSOPを確認してください。

VSOPとは、Vision、Strategy、Organization、 profit、の頭文字です。

Visionとは、リーダーが持つ大局観や見通し、引っ張っていく方向性をはっきりさせ、自分が腹をくくることです。Strategyとは、戦略やマーケティングのことで、自動的にお客様を喜んでいただく仕組みを創ることです。Organizationとは、組織化のことで、戦略を立てて実行する人の役割を決めて、それがモチベーション高く実行できる体制を創ること、最後の profitとは、必ず損益分岐点売上高を上回るように見張ることです。

中でもVisionが最も大切で、これがないと、全く進まないか、進んでいても全然思ったところに動いていかないか、堂々巡りを繰り返すか、になってしまいます。

要するに、あなたは、何のために仕事をしているのですか、ということを正しい目でハッキリさせることです。

この、正しい目というものが必要で、ここが狂っていると全然うまく行きません。一瞬うまく行くときもあるかもしれませんが、大体、うまく行きません。

稲盛和夫さんのいう、「考え方」×「熱意」×「能力」の、「考え方」の部分です。

この「考え方」の部分を次回、案内していきます。

美容室経営で必要なこと、1.VSOPの重要性をまず、覚えておいてください。

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美容室経営に必要なことを連載します。

2016-07-29-金曜日 0:03:10

平成28年7月29日より、「美容院コンサル日記」美容室の経営に必要なことを1つ1つ、上位概念から、細かく、書いていきます。

http://beauty-salon-rescue.com/archives/category/dialy

自己紹介

1995年
経済産業省認定 中小企業診断士 登録
2000年
ハタナカマネジメントオフィス 設立
ファッション業界、美容業界を中心に、現場ですぐに役立つ提案と支援を得意としています。
最近では、社会保険導入に関する賃金・給与制度の見直し、社労士とコラボによる就業規則の作成、チームワーク改善、強みの武器化のコンサルティングを行っております。

2013年
BSA(ビューティサービススーパーバイザーアカデミー)専務理事
国際理容美容専門学校 マーケティング講師
2014年
JBCA(日本ビューティコーディネーター協会)1級テキスト作成、アイコーディネーター検定2級テキスト作成

スタイリングマップ講習のご案内

日本ファッションスタイリスト協会が主催しているスタイリングマップは、美容室のマーケティングでは、シンプルで最強のツールになると考えられています。

それに気がついているサロンのオーナー様はまだ少数です。スタイリングマップは、色、形、素材で、それぞれが4つのタイプに別れます。基本的に、パーソナルカラーが軸となっています。これに、さらに造形心理学と素材感がまとめて統一して体系化してあります。

これまで、ありそうでなかった理論で、ファッション&美容の業界ではノーベル賞級の発見です。最近では、それに、行動、感情、対人タイプが重なることが分かり、似合わせのご提案はもちろんのこと、パーソナルな接客まで役に立つ理論です。曖昧なところが非常にロジカルに似合わせが可能になります。

現在、美容室に求められている事は、技術より接客の納得感です。それは、電話の受付から始まり、カウンセリングでその納得感が高まるかどうか、施術中の技術の裏付けの納得感、最後、仕上げの納得感です。この納得感を出せない技術者が多いのは、技術ではなく、納得させるコミュニケーション能力であることが分かってきています。その納得感を感じて頂くコミュニケーションで必要だったのが、スタイリングマップの理論であったわけです。

これをいち早くものにしたサロンが、その地域では、ライフスタイルリーダーになれます。また、マーケティングにおいて、そのスタイル1つをコンセプトにするだけでも、いろんな展開ができます。ここを分かって、それを実践している美容室の経営者は、実は、まだ誰一人もいません。早く勉強して取り入れたもの勝ちです。ファッションの業界では、既に、伊勢丹やユナイテッドアローズなどの大手が取り込み始めており、実は、美容の業界でも大手メーカーが動き始めています。本気で興味がおありになる方、ご連絡下さい。協会代表の相澤先生と一緒に、丁寧に、ご案内していきます。

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